分解工房

Lenovo ThinkPad X220/X220i

CMOS電池(バックアップバッテリー)交換/全2ページ9工程
難易度:ふつう
12.5インチ液晶・光学ドライブ無しで持ち運びやすさとThinkPadならではの堅牢性やキーストロークなどを実現したモバイルPCです。

※撮影にはX220を使用しています。
なおThinkPadシリーズはメーカーも分解修理の為のサービスマニュアルを公開しております。
ThinkPad X220およびX220iハードウェア保守マニュアル

 

1 page


X220分解1ボトムケースのネジを外す

1.ボトムケースのネジを外す

通電していないことを確認しバッテリーを外します。
箇所のネジ(ネジの種類+1/ネジの長さ5.8mm)を外します。

 

X220分解2キーボードを外す(1)

2.キーボードを外す(1)

キーボードを外します。
キーボードをの方向にずらします。
および箇所のツメが外れるまで動けばOKです。ツメが外れない場合はヘラなどをツメ付近に差し込み、キーボードを起こすようにしてツメを外します。

※下部の小さい写真にカーソルを合わせる(またはクリックする)と左側に大きい写真が表示されます。

X220分解3キーボードを外す(2)

3.キーボードを外す(2)

キーボードを手で持って写真2枚目の位置までずらし、接続コネクタが見える様にします。システムボードと接続ケーブルで繋がっていますので無理矢理引っ張ったり持ち上げないようにして下さい。

X220分解4キーボードを外す(3)

4.キーボードを外す(3)

システムボードとキーボードを接続しているケーブルを外します。
システムボード上のコネクタをヘラや指などで起こして外します。

X220分解5パームレストを外す(1)

5.パームレストを外す(1)

システムボードとパームレスト上のトラックパッドを接続しているケーブルをコネクタから外します。
コネクタのラッチ(黒い部分)をヘラなどでシステムボードから垂直に起こしてロックを外し、ケーブルを取り外します。写真1,2枚目がラッチが閉じた(ロックされた)状態、3枚目がラッチが開いた状態です。


 

1 page

  工具&部品リスト 

この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。

IBM Lenovo ThinkPad用CMOS電池 バックアップバッテリー 92P0986

ThinkPadシリーズ汎用のCMOS電池です。X220にも対応とのこと。修理用にどうぞ。

PC/Mac/携帯等修理用ツール Spudger

Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品があまりにも多くどれを選んだら良いかわからない、という声にお答えして分解工房公式店でも取扱を始めました。下の緑色のボタンからどうぞ。もちろん記事などで使われている本物です。

アネックス(ANEX) スーパーフィット精密ドライバー プラス1×100 No.3514

どこにでもある+1サイズのドライバ。お持ちでない場合にどうぞ。筆者愛用品です。

TRUSCO 静電気対策用手袋L(ノンコート)

静電気防止用の手袋。基板を直接触る時や乾燥した時期の作業に一つあると安心ですね。Mサイズもあります。

 こんな記事も読まれています


 ページトップへ戻る