Apple iMac Mid2010 21-inch(A1311)
液晶パネルへの傷、露出している電源基板、取り外しにくい端子など気をつけて下さい。
またHDD交換後に冷却FANがフル回転する症状が出ることがありますので注意して下さい。(専用ソフトなどで対処可能です)
1.液晶保護ガラスを外す(1)
本体の電源を落とし、電源コードを抜いて暫く置きます。30分くらいは待つと良いでしょう。
暫くしたら、液晶保護ガラスの上部に強力吸盤を取り付けます。
※下部の小さい写真が有る場合、カーソルを合わせる(またはクリックする)と左側に大きい写真が表示されます。
2.液晶保護ガラスを外す(2)
両手で吸盤をゆっくり持ち上げ、下部(リンゴマークがある方)を軸にするように斜めに起こします。
ガラスと本体側は磁石で貼り付いているので力を入れればあっさりと取れます。
取り付け時は急に引っ張られる形になるので慎重にズレないようにしっかり両手で設置します。
3.液晶保護ガラスを外す(3)
持ち上げた保護ガラスを持ち上げながら方向に外します。
液晶パネルに触れない様に持ち上げながら矢印方向に引きます。
取り付け時も液晶パネルに触れない様、下部のツメ部分が液晶パネルより下(リンゴマーク側、写真2枚目くらいの位置)になる位置あたりから本体に差し込む様にすると良いでしょう。
4.液晶パネル固定用ネジを外す
液晶パネルを固定しているネジ(トルクス10/長さ8.2mm)を外します。
トルクス用ドライバーが必要になりますので予め用意しておきます。
ネジ周りにも強力磁石が設置されており、ネジやドライバーが磁石に直ぐ貼り付いてしまうので、ネジの取り付け/取り外し時はピンセットや落下防止器具などが必須です。
また、ドライバーが磁石で予想外の方向に動くことがありますので、液晶パネルが傷つかないようにパネルを保護しつつ作業をしましょう。
この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。
シー・エフ・デー販売 TOSHIBA製SSD採用 2.5inch 内蔵型 SATA6Gbps 512GB CSSD-S6T512NHG6Q
東芝製SSDです。500GBモデルも随分価格が下がりました。高速・無音・低発熱と良いこと尽くめ。
SSDをiMacに使うためのマウンタ…では無いですが、数少ないiMacで使える?マウンタという報告がある一品です。確かに写真の形状であればマウント可能です。
Seagateの交換用HDD。ごく普通の7200回転のPC用HDDです。
【Amazon.co.jp限定】WD Blue 3.5inch 7,200rpm 1.0TB 64MBキャッシュ SATA3.0 WD10EZEX/N 【フラストレーションフリーパッケージ(FFP)】
これもまた普通の交換用HDD。WesternDigitalが入っていた方向け。2TB以上の場合はWD Blackになります。ちょい高です。
東芝 3.5インチHDD 2TB デスクトップモデル MD03ACA200BOX
交換用HDD。日立(HGST)の場合はどうするの?って場合は東芝にすればそっくりなHDDが手に入ります。大人の事情ってヤツですね。
アネックス(ANEX) ヘクスローブドライバーT型 T10×80 No.6300
Macintoshではお馴染みのヘクスローブドライバ(トルクスドライバ)です。こちらはT10。これが無いとどうにもなりません。
アネックス(ANEX) ヘクスローブドライバーT型 T8×60 No.6300
同じくヘクスローブドライバ(トルクスドライバ)です。こちらはT8。本体はT10なのにHDD周りのみT8という悩ましい仕様なのでこちらも必須です。
Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品があまりにも多くどれを選んだら良いかわからない、という声にお答えして分解工房公式店でも取扱を始めました。下の緑色のボタンからどうぞ。もちろん記事などで使われている本物です。
撮影にも使用しているKFIの医療用ピンセットです。使いやすいピンセットをお探しなら是非。イチオシです。
静電気防止用の手袋。基板を直接触る時や乾燥した時期の作業に一つあると安心ですね。Mサイズもあります。
こんな記事も読まれています