HP 15s-eq2000
AMDのCPUが採用された標準的な構成でインターネットやオフィスソフトを使った作業向きのノートパソコンです。分解ではボトムケースを外す時のケース中間のツメに注意が必要です。
Youtubeでメモリ交換も含めた動画版も配信中。取付についてもご覧頂けます。
1.ボトムケースのゴム脚を外す(1)
予め電源を落として、本体を裏側(底面側)が見える様に置きます。SHIFTキーを押しながらシャットダウンを選ぶと完全に電源が切れるのでお勧めです。
箇所のゴム脚の下にケースを固定しているネジがありますのでゴム脚を外します。
ゴム脚は両面テープで固定されていますので、写真2枚目箇所の様なゴム脚の端付近の隙間に薄いヘラなどを当ててゴム脚を剥がすようにします。
※下部の小さい写真にカーソルを合わせる(またはクリックする)と左側に大きい写真が表示されます。
3.ボトムケースのネジを外す
ボトムケースを固定しているネジを外します。黒色のネジは取り出しにくいので注意しましょう。
ネジの種類
(種類+1/長さ6.7mm/銀色)
(種類+1/長さ7.7mm/黒色)
4.ボトムケースを外す(1)
キーボード側とボトム側のケースを分離します。キーボードが見える様にPCを開いた状態にし、2つのケースを噛み合わせて固定しているツメを外します。
ツメは手前>右>左の順番で外して行くと良いでしょう。
5.ボトムケースを外す(2)
ケースの隙間に薄いヘラやカードなどを差し込み、外側にヘラを倒す(キーボード側を持ち上げる)ようにしてツメを外します。硬すぎるヘラだと傷が付きやすいので注意しましょう。(写真では有る程度柔らかい金属製ヘラ[iFlex]を使用しています)
7.ボトムケースを外す(4)
ボトムケースを手前側から少しずつ持ち上げて外して行きます。ケース中央部に方向に向いているツメが複数ありますので、このツメが外れるように方向から押してケースを撓ませる様にしてツメを外します。ツメが外れると有る程度まで引っかかり無く持ち上がる様になるので今度は奥側のツメが外れるように手前に引っ張るように意識しながらカバーを斜めに起こして外します。
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Western Digital ウエスタンデジタル 内蔵SSD 1TB WD Blue SN570 M.2-2280 NVMe
おおよその作業で必要充分なスペックを備えたWDのNVMe用M.2-2280型SSDです。容量も500GB~2TBまで用途に合わせて選択可能。安定です。
CFD販売 Crucial by Micron ノートPC用メモリ DDR4-3200 (PC4-25600) 16GB×2枚
定番のクルーシャル製メモリ。メモリ速度に敏感なRyzenにもぴったりのDR4-3200です。16GBx2、8GBx2共に実機にて動作確認済。折角なのでSSDと一緒に交換してみては如何でしょうか。
iFlex【iPhone/iPod/iPad対応修理工具】分解工房オリジナルロゴ版
0.3mmの薄さと硬さを両立し、分解工房版も好評なiSesamoの進化版として登場したiFlexです。薄さなんと0.15mmのステンレス製で、iSesamoでも入らなかった隙間にするする入ります。iSesamoより軟らかく、部品への攻撃性が少ないのが特徴。iSesamo程の硬さは無いので役割に応じて使い分けて下さい。全周シールでヘラを入れにくい6s以降のiPhone、ネジではなくツメなどできっちりと固定されているノートPCの開封時などにかなり便利です。
アネックス(ANEX) スーパーフィット 精密ドライバー +1×100 No.3514
標準的な+1サイズのドライバ。日本製です。ドライバーの質でこんなにも作業効率や安心感が変わるのかと驚きます。筆者愛用品です。
Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品があまりにも多くどれを選んだら良いかわからない、という声にお答えして分解工房公式店でも取扱を始めました。下の緑色のボタンからどうぞ。もちろん記事などで使われている本物です。
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