分解工房

Switch ジョイコン(右)

スティック交換修理/全2ページ14工程
難易度:かんたん
Switchに標準で付属しているジョイコン(右)のスティック部品ユニットの交換方法です。
手順も長く無くちゃんと確認を行えば難しくありませんが、フラットケーブルを接続したまま部品を動かす箇所があるので切断・破損への注意が必要です。


ジョイコン(左)のスティック交換はこちらです
Youtubeで動画も配信中。取付についてもご覧頂けます。

 

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ジョイコン(右)分解1ケースを開ける(1)

1.ケースを開ける(1)

ジョイコンを裏側にして置き、プレイヤーランプが点灯していないことを確認します。
本体底面部のネジ(ネジの種類Y1.8/長さ6.3mm)を外します。
特殊なネジのため対応したドライバーが必要です。

※下部の小さい写真が有る場合、カーソルを合わせる(またはクリックする)と左側に大きい写真が表示されます。

ジョイコン(右)分解2ケースを開ける(2)

2.ケースを開ける(2)

取り外しボタン付近・レール横の裏表のケース切れ目箇所にヘラなどを差し込み隙間を確保します。

ジョイコン(右)分解3ケースを開く(3)

3.ケースを開く(3)

レール横側にヘラを充てながら底側までスライドさせます。すると底側の切れ目に隙間が出来るのでヘラを差し込みます。

ジョイコン(右)分解4ケースを開く(4)

4.ケースを開く(4)

前項目で差し込んだヘラの先をに沿ってスライドさせてツメを外しZRボタン付近まで開きます。

ジョイコン(右)分解5ケースを開く(5)

5.ケースを開く(5)

表裏のケースを少し離して表ケースを固定用レールが外れている状態にし、レール側(SL/SRボタン側)を軸にして中身が見える向きに裏側ケースを90~180°ひっくり返して開きます。
ケースを閉じるときは写真2枚目矢印が引っ掛かって噛み合わない事がありますので注意して填め込みます。

ジョイコン(右)分解6バッテリー接続を外す

6.バッテリー接続を外す

箇所のバッテリー接続用コネクタに矢印方向からヘラを充てて、そのまま垂直方向に持ち上げてコネクタを外します。
通電での事故防止のため非電導のプラスチックなどのヘラを使いましょう。また、コネクタ付近には小さな部品が配置されていますので当てないように注意しましょう。
※バッテリーの赤と黒のケーブルに沿わせる様にヘラを入れていくと部品に当てずに入れやすいです。

ジョイコン(右)分解7アンテナ部品を退ける

7.アンテナ部品を退ける

箇所のアンテナ部品を内側のケースとガイドからずらしておきます。アンテナを基板から外す必要はありません。


 

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  工具&部品リスト 

この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。

アネックス(ANEX) スーパーフィット 精密ドライバー +00×75 No.3511

No.00のプラスドライバーです。軸径1.8mmと細めになっています。細かい作業に重宝します。

アネックス(ANEX) Y型 特殊精密ドライバー No.3470A

Y1.8型ドライバー。これがないと始まりません。信頼のANEX製。

PC/Mac/携帯等修理用ツール Spudger

Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品があまりにも多くどれを選んだら良いかわからない、という声にお答えして分解工房公式店でも取扱を始めました。下の緑色のボタンからどうぞ。もちろん記事などで使われている本物です。

TRUSCO 静電気対策用手袋L(ノンコート)

静電気防止用の手袋。基板を直接触る時や乾燥した時期の作業に一つあると安心ですね。Mサイズもあります。

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