分解工房

ASUS VivoBook X202E

リチウム電池交換/全1ページ5工程
難易度:かんたん
台湾ASUSからWindows8と同時に発売になったタッチスクリーン搭載モバイルノートブックです。
比較的安価なモデルですが、作りに妥協はなくMacBookAirのように底面に切れ目などが無い構造となっておりすっきりした見た目となっています。
分解時には少し大変ですが、底面の開封作業さえ終わってしまえば後はおおよそ簡単な作業となります。

 

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X202E分解1底面のカバーを外す(1)

1.底面のカバーを外す(1)

本体を裏返し、ネジを外します。

ネジの種類と長さは以下の通りです。
+1/5.6mm
+1/9.2mm
+1/7.7mm

 

X202E分解2底面のカバーを外す(2)

2.底面のカバーを外す(2)

カバーを押さえているツメを外してカバーを取ります。
ヒンジ側(奥側)の真ん中付近にプラスチックのヘラなど細くて硬いものを差し込み(少し斜め下から入れる感じにすると上手く入ります)、の順にゆっくりとヘラをスライドさせてツメを外します。
の箇所のツメが外れたら、次にのツメを外します。

ツメが全て外れたら、奥側からカバーを持って前に起こすとカバーが取り外せます。

※下部の小さい写真にカーソルを合わせる(またはクリックする)と左側に大きい写真が表示されます。

X202E分解3バッテリーを切り離す

3.バッテリーを切り離す

メインボードとバッテリーを切り離します。

箇所のコネクタにバッテリーが接続されていますので、非伝導性のヘラなどを使ってコネクタを左右から持ち上げるようにして基板から取り外します。

X202E分解4バッテリーを取り出す

4.バッテリーを取り出す

バッテリーをケースに固定しているネジ(+1/長さ4.7mm)を外します。

全て外れたら、ケースからバッテリーを取り出します。

X202E分解5リチウム電池を取り外す

5.リチウム電池を取り外す

メインボードとリチウム電池を接続しているコネクタからCMOS電池接続ケーブルを引き抜きます。固い場合がありますが、力を入れずゆっくり引き抜いて下さい。

電池はケースに固定されていますのでゆっくり剥がして取り出します。
これでリチウム電池の取り外しが完了です。お疲れ様でした。


 

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  工具&部品リスト 

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PC/Mac/携帯等修理用ツール Spudger

Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品とは硬さが違うのがポイント。

アネックス(ANEX) スーパーフィット精密ドライバー プラス1×100 No.3514

何処のご家庭にも大体一本はあるNo1サイズのプラスドライバー。見つからなかった場合はこちらをポチっとな。精密ドライバーでNo1は珍しいですね。名前が長い…。



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