分解工房

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3DSLL分解43ケーブルをヒンジから外す(1)

43.ケーブルをヒンジから外す(1)

右ヒンジからフラットケーブルを外します。
フラットケーブルをピンセットなどで掴んだ状態で、下液晶画面(タッチパネル)側のケースを方向に少しずつ動かし、フラットケーブルが箇所の切れ込みに入る様にします。
フラットケーブルが3本全て掴めているか確認してから動かしましょう。

3DSLL分解44ケーブルをヒンジから外す(2)

44.ケーブルをヒンジから外す(2)

フラットケーブルを押さえながら下液晶画面(タッチパネル)側のケースを少しずつ浮かしてケーブルを通しながらケースを外します。

3DSLL分解45ケーブルをヒンジから外す(3)

45.ケーブルをヒンジから外す(3)

上液晶画面側のヒンジからケーブルを外します。3本のフラットケーブルをヒンジとヒンジ補助用のリングより小さい円筒上になるように丸めて、それを補助リングで固定します。
上手く出来ない場合はテープなどで仮止めするなどしましょう。
また、元に戻す場合にはケーブルを丸めたあとヒンジ補助用のリングでの固定が不可になりますので、補助用リングより外径が小さいチューブなどを使ってフラットケーブルを纏めて通すと通しやすいです。

この項目および次の項目は非常に難しく時間が掛かります。慣れないと1時間~掛かる場合もありますので焦らず根気よく作業して下さい。

3DSLL分解46ケーブルをヒンジから外す(4)

46.ケーブルをヒンジから外す(4)

ヒンジ補助用のリングに纏めたケーブルをリングごとヒンジに当てて、そのままケーブルをゆっくりと押し出す様にするとケーブルがヒンジを通って外れる様になります。

3DSLL分解47液晶パネルから部品を外す

47.液晶パネルから部品を外す

液晶パネルに張り付いているカメラとスピーカーを外します。

3DSLL分解48液晶パネルカバーを外す(1)

48.液晶パネルカバーを外す(1)

液晶パネル前面に貼り付けてある透明カバーを外します。強力な両面テープで貼り付けられていますので、薄いヘラなどを角付近からそっと差し込んでゆっくりと分離します。
硬いヘラだと液晶やカバーに傷を付ける恐れがありますので有る程度開いたら柔らかい素材のヘラなどに変更しましょう。

3DSLL分解49液晶パネルカバーを外す(2)

49.液晶パネルカバーを外す(2)

一辺が開くと後は手で本を開くようにゆっくりと開いていけば無理なく開いてカバーが外れます。

これで上液晶画面(3Dスクリーン)の取り外しは完了です。お疲れ様でした!


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  工具&部品リスト 

この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。

Nintendo 3DS LL 上側液晶パネル(修理用)スクリーン交換パーツ

3DSLLの上画面交換用液晶パネルです。

東レインターナショナル TVトレシー クリーニングクロス Mサイズ ZK2540-TVTI

上画面を外す時に使うクロスです。特に指定は無いのですが、折角なので定番のトレシーでいかがでしょう。作業用にちょっと大きめサイズ。小さいやつもあります。

アネックス(ANEX) スーパーフィット 精密ドライバー +00×75 No.3511

No.00のプラスドライバーです。軸径1.8mmと細めになっています。細かい作業に重宝します。

PC/Mac/携帯等修理用ツール Spudger

Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品があまりにも多くどれを選んだら良いかわからない、という声にお答えして分解工房公式店でも取扱を始めました。下の緑色のボタンからどうぞ。もちろん記事などで使われている本物です。

ミネシマ ヘラセット (TM-3)

ホビー用のヘラ?とお思いでしょうがノートパソコンなどの分解が驚くほど捗る逸品です。一度使えば無くてはならないアイテムに。

エンジニア ESDピンセット PTZ-43

「静電気の帯電にデリケートな電子部品、プラスチックの取り扱いに最適。」との事でiPhoneの作業で大活躍。但し、力を入れすぎるとポキッと折れますのでご注意を。先端のスペアも売ってます。

TRUSCO 静電気対策用手袋L(ノンコート)

静電気防止用の手袋。基板を直接触る時や乾燥した時期の作業に一つあると安心ですね。Mサイズもあります。

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