分解工房

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3DSLL分解37カメラケーブル等を外す

37.カメラケーブル等を外す

液晶パネルの裏側にカメラやマイクなどのケーブルが両面テープで張り付いていますのでヘラなどを下に潜らせて剥がします。

3DSLL分解38上画面液晶パネルを外す

38.上画面液晶パネルを外す

上画面液晶パネルをケースから外します。
強力な両面テープで貼り付けて固定してありますので画面側からゆっくりと押し出す様にして外します。パネル側はメガネ拭きなど柔らかい布を使って根気よく押して外しいて行きましょう。またケーブル類がケースから外れていない状態ですので、パネルがケースから外れて5mmくらい動くくらいの状態になればOKです。

3DSLL分解39アンテナを外す

39.アンテナを外す

ケースに填め込まれているアンテナの先端部分を外し、アンテナを箇所にあるホールを通して抜き取ります。

3DSLL分解40ヒンジ支柱を外す(1)

40.ヒンジ支柱を外す(1)

のヒンジ支柱を外し、側ヒンジ箇所にある切れ込みにフラットケーブルを通せるようにします。支柱は写真2枚目の銀と黒の部品で方向に動かすとズレてヒンジ外れる様になります。
写真1枚目の箇所にある差し込み用穴(次項目参照)に細いヘラなどを差して押し出しますが、その時に特定の角度にケースを開いていないと支柱が動きません。おおよそ写真3枚目の角度(155°付近)の状態で作業をします。

3DSLL分解41ヒンジ支柱を外す(2)

41.ヒンジ支柱を外す(2)

155°付近にケースを開いた状態での箇所にある差し込み用穴に細いヘラなどを差し込み、支柱を押し出します。
写真3枚目のオレンジのライン付近まで支柱を押し出せばヒンジが外れます。途中までしか押し出せなかった場合は写真4枚目の様に金属ヘラなどで無理矢理引っ掛けて引っ張り出す方法もあります(ただし支柱には確実に痕跡が残りますので理解した上で行って下さい)。またその場合も一定の角度をキープしたまま作業しましょう。

組立時はヒンジ支柱を装着後にヒンジがしっかり動作するか確認をして下さい。

3DSLL分解42ヒンジ支柱を外す(3)

42.ヒンジ支柱を外す(3)

ヒンジ支柱を写真1枚目の位置まで動かせたら2つのケースを写真の様に開けて置きます。この段階になったら特定の角度を維持する必要はありません。


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  工具&部品リスト 

この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。

Nintendo 3DS LL 上側液晶パネル(修理用)スクリーン交換パーツ

3DSLLの上画面交換用液晶パネルです。

東レインターナショナル TVトレシー クリーニングクロス Mサイズ ZK2540-TVTI

上画面を外す時に使うクロスです。特に指定は無いのですが、折角なので定番のトレシーでいかがでしょう。作業用にちょっと大きめサイズ。小さいやつもあります。

アネックス(ANEX) スーパーフィット 精密ドライバー +00×75 No.3511

No.00のプラスドライバーです。軸径1.8mmと細めになっています。細かい作業に重宝します。

PC/Mac/携帯等修理用ツール Spudger

Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品があまりにも多くどれを選んだら良いかわからない、という声にお答えして分解工房公式店でも取扱を始めました。下の緑色のボタンからどうぞ。もちろん記事などで使われている本物です。

ミネシマ ヘラセット (TM-3)

ホビー用のヘラ?とお思いでしょうがノートパソコンなどの分解が驚くほど捗る逸品です。一度使えば無くてはならないアイテムに。

エンジニア ESDピンセット PTZ-43

「静電気の帯電にデリケートな電子部品、プラスチックの取り扱いに最適。」との事でiPhoneの作業で大活躍。但し、力を入れすぎるとポキッと折れますのでご注意を。先端のスペアも売ってます。

TRUSCO 静電気対策用手袋L(ノンコート)

静電気防止用の手袋。基板を直接触る時や乾燥した時期の作業に一つあると安心ですね。Mサイズもあります。

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