10.液晶接続ケーブルを外す(1)
マザーボード側との液晶接続ケーブル用コネクタのカバーを外します。マザーボード側のコネクタカバー同様ですが、特に外れにくいので、プラスチックのヘラだとヘラ側が削れてしまうなどの場合は金属製のヘラなどで引っ掛けて開くようにします。
13.タッチパネル用部品を外す(2)
タッチパネル用部品とタッチパネルを接続している2本のケーブルを外します。まず左側のコネクタのラッチを開きます。矢印箇所にヘラなどを当てて引っ掛けるようにして上に開けるとラッチが開きます。写真1,2枚目がラッチが閉じた状態、3枚目が開いた状態です。
15.タッチパネル用部品を外す(4)
開いたコネクタに乗っている状態の2本のケーブルを外します。方向から指で軽く上方向にケーブルを押しながら、ヘラの先をケーブルの下に潜り込ませて、そこから軽くヘラでケーブルを上方向に動かすとケーブルが外れます。これを両方のケーブルに行います。
16.タッチパネル用部品を外す(5)
タッチパネル用部品箇所が液晶パネル裏に貼り付いていますので、間にピックなどを潜り込ませて剥がして部品を外します。剥がすときに部品を斜めにしすぎると部品の出っ張った箇所が曲がるので気をつけましょう。
これでフロントパネル(液晶パネル・タッチパネル)の取り外しが完了です。お疲れ様でした!
この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。
iSclack【iPhone5~X対応オープニングツール】分解工房オリジナルロゴ版
吸盤とてこの原理を利用してiPhoneやiPadなどのフロントパネルを簡単&安全に開ける工具です。イタリアのメーカーに依頼した当サイト特注のロゴ入りモデルです。割れたiPhoneなどを外しやすくするシール付属。値段は高いですが楽々作業をしたい、またiPadなど外しにくい機種で作業する方に。ケーブルを切りやすいiPhone5sや全周シール仕様のiPhone6s以降の機種に特にお薦めです。ガラス割れ時は付属のシート、若しくは別売りの分解補助シートをお使い下さい。
Fender ピック×10枚 ティアドロップ MEDIUM-WHT
ピックです。ギターなどの演奏に。iSclackと共に無いと話になりません、というレベルで使います。
iFlex【iPhone/iPod/iPad対応修理工具】分解工房オリジナルロゴ版
0.3mmの薄さと硬さを両立し、分解工房版も好評なiSesamoの進化版として登場したiFlexです。薄さなんと0.15mmのステンレス製で、iSesamoでも入らなかった隙間にするする入ります。iSesamoより軟らかく、部品への攻撃性が少ないのが特徴。iSesamo程の硬さは無いので役割に応じて使い分けて下さい。全周シールでヘラを入れにくい6s以降のiPhone、ネジではなくツメなどできっちりと固定されているノートPCの開封時などにかなり便利です。
iSesamo【iPhone/iPod/iPad対応修理工具】分解工房オリジナルロゴ版
最薄部0.3mmのステンレス製作業用ヘラです。分解工房ロゴ入りのオリジナルモデルです。隙間にねじ込んだり起こしたりケーブルを剥がしたり地味に便利な逸品。定番のヘラセット(約0.5mm)よりも薄いです。
度々出て来るプラスチック工具です。適度な強度ですが先端がすぐダメになるので使い捨てと思って使って下さい。Surfaceの分解途中で2,3本はダメになると思います。
マキタ(Makita) ヒートガン(ホットガン) HG6031VK
ヒートガンです。お好きなものをお選び下さい。ドライヤーでも何とかなるとは思います。
Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品があまりにも多くどれを選んだら良いかわからない、という声にお答えして分解工房公式店でも取扱を始めました。下の緑色のボタンからどうぞ。もちろん記事などで使われている本物です。
「静電気の帯電にデリケートな電子部品、プラスチックの取り扱いに最適。」との事でiPhoneの作業で大活躍。但し、力を入れすぎるとポキッと折れますのでご注意を。先端のスペアも売ってます。
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