分解工房

2 page

 


New3DS LL分解7ABXYボタン側基板を外す(1)

7.ABXYボタン側基板を外す(1)

CPU基板とABXYボタン側基板を接続しているフラットケーブルを外します。
ヘラやピックなど薄い工具を使用してCPU基板側の接続コネクタのラッチを矢印方向から垂直に押し上げるようにして開き、コネクタからケーブルを引き抜きます。写真1,2枚目はラッチが閉じている状態、3,4枚目がラッチが開いている(ケーブルが外せる)状態です。

New3DS LL分解8ABXYボタン側基板を外す(2)

8.ABXYボタン側基板を外す(2)

ABXYボタン側基板を固定しているネジを外し、Cスティックを写真2枚目方向からヘラなどを引っ掛けて軽く持ち上げて外します。

ネジの種類
ネジの種類+00/長さ2.2mm
ネジの種類+00/長さ2.5mm

ボタン側基板を取り出したい場合には次項目、ボタン外装部品だけを外したい場合は項目(11)に進みます。

New3DS LL分解9ABXYボタン側基板を外す(3)

9.ABXYボタン側基板を外す(3)

CスティックとABXYボタン側基板を接続しているコネクタのラッチをヘラなどで開いて取り外します。

New3DS LL分解10ABXYボタン側基板を外す(4)

10.ABXYボタン側基板を外す(4)

ABXYボタン側基板のコネクタのラッチをヘラなどで開いてCPU基板接続用のフラットケーブルを取り外します。

これでABXYボタン側基板(ABXYボタン、START/SELECTボタン、POWERボタン基板)が取り外せました。ボタン(外装部品)を取り外す場合は次項目に進みます。

New3DS LL分解11ボタン外装部品を外す

11.ボタン外装部品を外す

ABXYボタンとSTART/SELECTボタンの下パッドとボタン(外装部品)を外します。基板が取れた時点で特に固定されていないので簡単に外れます。
なお、元に戻す場合ですが、ABXYボタンは全て別の位置に切れ込みが入っているので正しい位置にしかボタンが入らないようになっています。START/SELECTボタンは特に区別がありません。

これでABXYボタンとボタン側基板の取り外しが完了です。お疲れ様でした。


2 page

 

  工具&部品リスト 

この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。

アネックス(ANEX) スーパーフィット 精密ドライバー +00×75 No.3511

No.00のプラスドライバーです。軸径1.8mmと細めになっています。細かい作業に重宝します。

Fender ピック×10枚 ティアドロップ MEDIUM-WHT

ピックです。ギターなどの演奏に。有ると色々役立ちます。

PC/Mac/携帯等修理用ツール Spudger

Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品があまりにも多くどれを選んだら良いかわからない、という声にお答えして分解工房公式店でも取扱を始めました。下の緑色のボタンからどうぞ。もちろん記事などで使われている本物です。

ミネシマ ヘラセット (TM-3)

ホビー用のヘラ?とお思いでしょうがノートパソコンなどの分解が驚くほど捗る逸品です。一度使えば無くてはならないアイテムに。

TRUSCO 静電気対策用手袋L(ノンコート)

静電気防止用の手袋。基板を直接触る時や乾燥した時期の作業に一つあると安心ですね。Mサイズもあります。

 こんな記事も読まれています


 ページトップへ戻る