分解工房・MacBook Air (MB003J/A)/HDD交換修理方法

2 page

5.HDDを外す(1)

ロジックボードとIOポートを接続しているケーブルを外します。
まずIOポート側のコネクタを持って外します。

次にオーディオ端子ケーブルのコネクタを外します。
コネクタが乗った基盤は裏面が接着固定されていますのでヘラなどを使い取り外し、コネクタ両側を持って丁寧に緩めて外します。

6.HDDを外す(2)

HDDとロジックボードを接続しているコネクタを持ち上げて外します。

7.HDDを外す(3)

HDDのマウンタ（固定具）側面にあるマイクケーブルをマウンタから外します。

ケーブルを除けると、ネジ隠しカバーにアクセスできるようになりますので、ピンセットなどで取り外します。

8.HDDを外す(4)

HDDマウンタを固定しているネジを外し、持ち上げて取り出します。
使われているネジは以下の通りです。形状は全て＋00番です。
長さ4.8mm
長さ3.8mm

2 page

工具＆部品リスト

この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。

ザ・定番（と個人的に呼んでいる）No.00のプラスドライバーです。No.00としては大きく力が入れやすい＆お手頃な値段としっかりした作りでパーフェクト。

MBA初代用のSSD。他の機種には使えないのでご注意を。SSDになって容量は増えるわ速度は上がるわ消費電力は減るわで良い事尽くめです。お値段は張りますが。
導入時は純正HDDと裏表逆に（バーコード面が見えるように）設置しないと認識不可なのでご注意を。

Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品とは硬さが違うのがポイント。

MBA初代用のSSD。こちらは60GB版。お財布にも優しいですので容量が要らない貴方の交換向け。
くどいようですが、導入時は純正HDDと裏表逆に（バーコード面が見えるように）設置しないと認識不可なのでご注意を。

こんな記事も読まれています