9.ホームボタンを外す(1)
フロントパネルからホームボタンを外します。ホームボタンはボタン箇所以外に、フロントパネル上のコネクタによる接続と箇所のケーブルの貼付を剥がす必要があります。
先ずはコネクタのラッチをヘラなどで引っ掛けて垂直方向に起こしてコネクタのロックを外します。写真2枚目がコネクタがロックされている状態、3枚目がロックが外れた状態です。
12.ホームボタンを外す(4)
ホームボタン箇所の台座を外します。箇所がフロントパネルとかなり強力に接着されています。ヘラなどを真ん中に差し込んで少しずつ起こす>箇所に隙間が出来たら少しずつ潜り込ませて起こす>ある程度緩くなったら大きめのヘラで全体を起こして外すという流れが良いでしょう。
14.取り外し完了
ホームボタンが外れたらこれでフロントパネルの取り外しが完了です。お疲れ様でした!
なお箇所にカバー連動オートスリープ用スイッチの部品が付いています。カバー連動のオートスリープ機能を働かせる為にはこの部品が付いたものに交換するか、この部品を剥がして新しいものに半田付けする必要がありますのでご注意下さい。
この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。
iSclack【iPhone5~X対応オープニングツール】分解工房オリジナルロゴ版
吸盤とてこの原理を利用してiPhoneやiPadなどのフロントパネルを簡単&安全に開ける工具です。イタリアのメーカーに依頼した当サイト特注のロゴ入りモデルです。割れたiPhoneなどを外しやすくするシール付属。値段は高いですが楽々作業をしたい、またiPadなど外しにくい機種で作業する方に。ケーブルを切りやすいiPhone5sや全周シール仕様のiPhone6s以降の機種に特にお薦めです。ガラス割れ時は付属のシート、若しくは別売りの分解補助シートをお使い下さい。
Fender ピック×10枚 ティアドロップ MEDIUM-WHT
ピックです。ギターなどの演奏に。可能な限り有った方が良いです。
iFlex【iPhone/iPod/iPad対応修理工具】分解工房オリジナルロゴ版
0.3mmの薄さと硬さを両立し、分解工房版も好評なiSesamoの進化版として登場したiFlexです。薄さなんと0.15mmのステンレス製で、iSesamoでも入らなかった隙間にするする入ります。iSesamoより軟らかく、部品への攻撃性が少ないのが特徴。iSesamo程の硬さは無いので役割に応じて使い分けて下さい。全周シールでヘラを入れにくい6s以降のiPhone、ネジではなくツメなどできっちりと固定されているノートPCの開封時などにかなり便利です。
度々出て来るプラスチック工具です。適度な強度ですが先端がすぐダメになるので使い捨てと思って使って下さい。
マキタ(Makita) ヒートガン(ホットガン) HG6031VK
ヒートガンです。お好きなものをお選び下さい。ドライヤーでも何とかなるとは思います。
Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品があまりにも多くどれを選んだら良いかわからない、という声にお答えして分解工房公式店でも取扱を始めました。下の緑色のボタンからどうぞ。もちろん記事などで使われている本物です。
「静電気の帯電にデリケートな電子部品、プラスチックの取り扱いに最適。」との事でiPhoneの作業で大活躍。但し、力を入れすぎるとポキッと折れますのでご注意を。先端のスペアも売ってます。
こんな記事も読まれています