分解工房

6 page

 


B450/C分解25マザーボードを外す(6)

25.マザーボードを外す(6)

マザーボードと電源コネクタを接続しているケーブルをマザーボードのコネクタから外します。指でケーブルを引っ張っても良いですが、固い場合にはヘラなどを使って外すと良いでしょう。
このコネクタが外れるとマザーボードをケースから取り出せますので取り出して作業しやすい場所に置きます。

B450/C分解26冷却ファンユニットを外す(1)

26.冷却ファンユニットを外す(1)

ヒートシンクと冷却ファンのユニットを外します。
冷却ファンの電源用ケーブルをマザーボードのコネクタ(写真2枚目)から外します。指などでケーブルの根本付近を押さえてゆっくりと引き抜きます。

B450/C分解27冷却ファンユニットを外す(2)

27.冷却ファンユニットを外す(2)

冷却ファンを固定しているネジ(種類+1/長さ5.1mm)を外します。
ネジを外したら冷却ファン部を手で掴んでそのまま持ち上げて取り外します。

写真4枚目はB551のものです。ヒートシンクの形状が異なるためネジの位置が違います。
CPUから少し離れたネジ(種類+1/長さ4.4mm)も取り外す必要があります。

B450/C分解28CPUを外す

28.CPUを外す

※冷却ファンのみ取り出しの場合はこの作業は必要有りません。
マイナスドライバを使い、CPUソケットのロックを外します。
方向に、反時計回りにおおよそ半回転するとロックが外れ、CPUが持ち上がるようになります。
取り付け時には逆回転(時計回り)で取り付けます。また、CPUを設置する方向は写真を参照して下さい。(左下に▲マークがあります)

CPUの取り外しはこれで完了です。

B450/C分解29冷却ファンを取り外す

29.冷却ファンを取り外す

取り外した冷却ファンユニットの箇所のネジ(種類+1/長さ4.1mm)を外し、ヒートシンクと冷却ファンの間に差し込まれている部品を外します。部品は両端から指で押さえて真ん中を撓ませるようにすると外れます。
部品が外れると冷却ファンとヒートシンクが分離します。

これでCPUと冷却ファンの取り外しが完了です。お疲れ様でした!


6 page

 

  工具&部品リスト 

この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。

ザワード 絶縁タイプ熱伝導グリース 4g入 MX-4/4g

ヒートシンクを外したらグリスの塗り直しをしてはどうでしょう。ということでグリスです。絶縁タイプで安心。

iSesamo【iPhone/iPod/iPad対応修理工具】分解工房オリジナルロゴ版

最薄部0.3mmのステンレス製作業用ヘラです。分解工房ロゴ入りのオリジナルモデルです。隙間にねじ込んだり起こしたりケーブルを剥がしたり地味に便利な逸品。定番のヘラセット(約0.5mm)よりも薄いです。

アネックス(ANEX) スーパーフィット精密ドライバー プラス1×100 No.3514

どこにでもある+1サイズのドライバ。お持ちでない場合にどうぞ。筆者愛用品です。

アネックス(ANEX) スーパーフィット精密ドライバー マイナス3×100 No.3522

こちらはマイナスドライバー。CPUのロック解除に驚くほどピッタリです。

PC/Mac/携帯等修理用ツール Spudger

Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品とは硬さが違うのがポイント。

東レインターナショナル TVトレシー クリーニングクロス Mサイズ ZK2540-TVTI

交換時の隠れた必需品のクリーニングクロス。作業時の画面保護や指で触ってしまった時の拭き取りに。画面より大きいサイズのものがあると保護に便利です。液晶TVなど用ならどれでも問題は無いと思いますがここでは個人的にも使っているトレシーをご紹介。

TRUSCO 静電気対策用手袋L(ノンコート)

静電気防止用の手袋。基板を直接触る時や乾燥した時期の作業に一つあると安心ですね。Mサイズもあります。

 こんな記事も読まれています


 ページトップへ戻る