分解工房

Apple iPhone8

バッテリー交換/全2ページ12工程
難易度:ふつう
2017年度発表のiPhone8です。10周年記念版とも言えるiPhoneXが同時発表された関係で随分地味な感じではありますが、確実なブラッシュアップがされています。 iPhone7から引き続いて4.7インチのiPhone8、5.5インチのiPhone8 plusの2サイズでの展開となります。

分解に使用している機種は[iPhone8 64GB/ゴールド/SIMフリー版]です。

 

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iPhone8分解1Lightningコネクタ両側のネジを外す

1.Lightningコネクタ両側のネジを外す

本体右上部のスリープボタンを長押して電源オフボタンを呼び出し、電源をオフにします。

本体下部Lightningコネクタの両側に付いているネジを外します。ペンタローブ(星形)という特殊形状のネジのため専用のドライバが必要です。

※下部の小さい写真が有る場合、カーソルを合わせる(またはクリックする)と左側に大きい写真が表示されます。

iPhone8分解2フロントパネルを開く(1)

2.フロントパネルを開く(1)

iPhone開封ツールのiSclackか吸盤を使用してフロントパネルを開きます。
iSclackの場合は写真の様にホームボタン付近にセットしてレバーを握って開きます。
吸盤の場合はフロントパネルのホームボタン側につけ、片手でケースを押さえながら引っ張り、パネルと本体ケースに隙間を作ります。
iSclack,吸盤のどちらの場合でもパネルが割れているとパネルに吸盤が付かないので、iSclackの付属シートやガラス割れ分解補助シートなどを貼って吸着し易い状態にして作業をします。
ホームボタン下に隙間が出来たら写真3枚目の様に薄いヘラなどを差し込みます。
8のフロントパネルは防水用に周囲が全てシールされているので極めて開きにくいです。どちらの場合でも隙間が出来たらヘラなどで開いた状態を維持する事が大切です。

iPhone8分解3フロントパネルを開く(2)

3.フロントパネルを開く(2)

写真1枚目の(1),(2)の順に矢印に沿ってフロントパネルを本体ケースから分離します。ヘラで少しずつ分離します。少し中身が見えたくらいで充分です。(3)に近づくとほぼ分離しなくなるので(1),(2)の矢印の先端付近まで開けばOKです。(2)の赤いマーク付近にはフロントパネルとロジックボードを接続しているケーブルがありますので誤ってケーブルにダメージを与えないようにしましょう。ヘラなどを突っ込みすぎてはいけません。
(1)(2)がおおよそ分離したらフロントパネル上部(3)を矢印方向(ホームボタン方向)に少しずらす様に動かします。これもずらしすぎるとケーブルにダメージが出る場合があるので慎重に行いましょう。

iPhone8分解4フロントパネルを開く(3)

4.フロントパネルを開く(3)

フロントパネルを開きます。 先ほどの項目(3)でも出たように方向にパネルを少し動かし(手で掴んで引くか、写真の様にヘラなどで少しパネルを押す)、写真2枚目くらいの位置までズレたら次にパネル正面右側(前項目(2)側)を軸にして写真3枚目の様に開きます。
フロントパネルとロジックボード接続用ケーブルの長さが足りないため180°開かないので、写真4枚目の様に開いたフロントパネルを支える何かが必要です。ここではiPhone6シリーズ用のiHoldを使っていますが高さが合うものであれば何でもOKです。

iPhone8分解5各種接続ケーブルを外す

5.各種接続ケーブルを外す(1)

フロントカメラなどとロジックボードを接続しているケーブルの固定板を外します。

固定板を押さえているネジ(ネジの種類+0/長さ1.2mm/頭の径1.9mm)を外します。iPhone7系とは違い普通の+0/+00ドライバーで開きます。

ネジが外れたら固定板を取り除きます。

iPhone8分解6各種接続ケーブルを外す

6.各種接続ケーブルを外す(2)

フロントカメラなどとロジックボードを接続しているケーブルを外します。

箇所の接続コネクタにヘラなどを引っ掛けて、ロジックボードから垂直に起こすようにして外します。

iPhone8のコネクタ類は全てコネクタ周りにスポンジ状の保護カバーが配置されています。ヘラをコネクタに引っ掛ける時はスポンジの上にヘラを乗せてコネクタを引っ掛ける(ヘラの先でスポンジ部分を押している状態にしない)様にすると良いでしょう。


 

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  工具&部品リスト 

この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。

分解工房 特殊精密ドライバー ペンタローブ0.9mm 5溝

iPhone4~7まで利用出来るペンタローブドライバです。当サイト別注品。もちろん信頼の日本製です。他に市場に出回っている中国製のヤツとは品質が断然違います。これが無いと開きません。

アネックス(ANEX) スーパーフィット精密ドライバー プラス00×75 No.3511

No.00のプラスドライバーです。軸径1.8mmと細めになっています。細かい作業に重宝します。

iSesamo【iPhone/iPod/iPad対応修理工具】分解工房オリジナルロゴ版

最薄部0.3mmのステンレス製作業用ヘラです。分解工房ロゴ入りのオリジナルモデルです。隙間にねじ込んだり起こしたりケーブルを剥がしたり地味に便利な逸品。定番のヘラセット(約0.5mm)よりも薄いです。

iSclack【iPhone5~7対応オープニングツール】分解工房オリジナルロゴ版

吸盤とてこの原理を利用してiPhoneやiPadなどのフロントパネルを簡単&安全に開ける工具です。イタリアのメーカーに依頼した当サイト特注のロゴ入りモデルです。割れたiPhoneなどを外しやすくするシール付属。値段は高いですが楽々作業をしたい、またiPadなど外しにくい機種で作業する方に。防水仕様のiPhone7はますます普通の吸盤では開けにくくなっているので有ると良いのではないでしょうか。

分解工房 ガラス割れスマートフォン分解補助シート

ガラス割れを起こしたiPhoneはiSclackや吸盤を付けても空気が抜けてしまい引っ張れない事が良く有ります。そこでガラス割れを起こしたiPhoneに貼り付けて開封を補助するシートを作りました。ガラスが割れていて交換時に心配、実際に吸盤などが付かなかった時に。ハサミで切って使えるユニバーサルサイズで5系~6/7Plusサイズまで対応。日栄化工さんの高品質シートを採用しています。貼ってある保護フィルムなどは剥がしてからお使い下さい。iSclackの付属シート代わりにも使えます。

Mobile Expert ケースオープナー 5本セット

iPhone関連のいろんな所で見掛けるプラスチック工具です。あまりに細かい作業が多いので今回はコレを使ってみました。適度な強度ですが先端がすぐダメになるので使い捨てと思って使って下さい。

Fender ピック×10枚 ティアドロップ MEDIUM-WHT

ピックです。ギターなどの演奏に。分解時の隙間の確保や作業補助にも便利です。

PC/Mac/携帯等修理用ツール Spudger

Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品とは硬さが違うのがポイント。

ミネシマ ヘラセット

ホビー用のヘラ?とお思いでしょうがノートパソコンなどの分解が驚くほど捗る逸品です。一度使えば無くてはならないアイテムに。

エンジニア ESDピンセット PTZ-43

「静電気の帯電にデリケートな電子部品、プラスチックの取り扱いに最適。」との事でiPhoneの作業で大活躍。但し、力を入れすぎるとポキッと折れますのでご注意を。先端のスペアも売ってます。

アネックス(ANEX) マグキャッチ No.400

各種ドライバーに着磁(磁力を着けてネジをくっつける)、脱磁(磁力を外す)が出来る便利アイテム。細かいネジの取付に重宝します。

TRUSCO 静電気対策用手袋L(ノンコート)

静電気防止用の手袋。基板を直接触る時や乾燥した時期の作業に一つあると安心ですね。Mサイズもあります。

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