分解工房

Apple iPhone 6s Plus

電源・スリープボタン交換修理/全6ページ33工程
難易度:ややむずかしい
iPhone6 Plusに新CPUのA9や3Dtouch(感圧式タッチパネル)などの新要素を加えてブラッシュアップされたiPhone6s Plusです。 2015年も去年に引き続き4.7インチのiPhone6s、5.5インチのiPhone6s Plusの2サイズでの展開となります。

分解に使用している機種は[iPhone6s Plus 128GB/ゴールド/au版]です。

 

1 page


iPhone6s Plus分解1SIMトレイを取り外す

1.SIMトレイを取り外す

本体付属のSIM抜きピン、またはクリップなどの細い棒で本体右側のSIMトレイとSIMカードを外します。

※下部の小さい写真が有る場合、カーソルを合わせる(またはクリックする)と左側に大きい写真が表示されます。

 

iPhone6s Plus分解2Lightningコネクタ両側のネジを外す

2.Lightningコネクタ両側のネジを外す

本体下部Lightningコネクタの両側に付いているネジを外します。ペンタローブ(星形)という特殊形状のネジのため専用のドライバが必要です。

 

iPhone6s Plus分解3フロントパネルを開く(1)

3.フロントパネルを開く(1)

iPhone開封専用ツールのiSclackか吸盤を使用してフロントパネルの下に隙間を作ります。
iSclackの場合は写真の様にホームボタン付近にセットしてレバーを握って開きます。パネルが割れている場合は付属のシールを貼って使用します。付属シールは全域分無いので左下基準で貼ると良いでしょう。
吸盤の場合はフロントパネルのホームボタン側につけ、片手でケースを押さえながら引っ張り、パネルと本体ケースに隙間を作ります。
隙間が出来たら写真4枚目箇所に薄いヘラなどを差し込みます。
6s Plusのフロントパネルは埃などの侵入防止用に周囲が全てシールされているので極めて開きにくいです。どちらの場合でも隙間が出来たらヘラなどで開いた状態を維持する事が大切です。

iPhone6s Plus分解4フロントパネルを開く(2)

4.フロントパネルを開く(2)

ヘラなどを使ってフロントパネルの横側を少しずつ開いて行きます。フロントパネル上部付近にはケーブルがあり今の段階では外れませんので横側だけ開けばOKです。写真3枚目程度までフロントパネルが開いたら、貼られているシールを取りつつフロントパネル上部を方向に引き、ケース上部と噛んでいるツメを外します。
するとフロントパネルが上側を軸に完全に開くようになります。ただしケーブルの長さの都合で完全に並行には開きません。
作業がし易いようにフロントパネルの裏側に、フロントパネルを立て掛けるものを用意すると便利です。

iPhone6s Plus分解5ケーブル固定板を外す

5.ケーブル固定板を外す

液晶画面やデジタイザとロジックボードを接続しているケーブルの固定板を外します。

固定板を押さえているネジ
(長さ1.6mm/頭の径2.3mm)
(長さ2.9mm/頭の径1.9mm)
(長さ1.3mm/頭の径2.0mm)
(長さ1.3mm/頭の径1.9mm)
を外します。特に表記の無い場合は+00番(または+0番)のドライバを使っています。

ネジが外れたら固定板を取り除きます。

iPhone6s Plus分解6各種接続ケーブルを外す

6.各種接続ケーブルを外す

液晶画面やデジタイザ、フロントカメラなどとロジックボードを接続しているケーブルを写真の数字の順番に外します。
プラスチックのヘラなどでコネクタ部分を起こす様にして取り外します。

ケーブルが外れるとフロントパネルとボトムケース側が完全に分離します。


 

1 page

  工具&部品リスト 

この記事に関係がある工具と部品のリストです。リンクをクリックするとAmazonでお買い物が可能です。

iPhone 6sPlus パワースイッチ フレックスケーブル

iPhone6s Plus対応の交換用電源・スリープボタン部品です。

分解工房 特殊精密ドライバー ペンタローブ0.9mm 5溝

iPhone4~7まで利用出来るペンタローブドライバです。当サイト別注品。もちろん信頼の日本製です。他に市場に出回っている中国製のヤツとは品質が断然違います。これが無いと開きません。

分解工房 特殊精密ドライバー FLATPLUS

iPhone4~7(plus)とSEの主にロジックボードに使われているアレこと真ん中にネジ穴が開いた平面十字ネジ専用のドライバーを当サイト特注で製作しました。専用ですからズレも無く簡単に廻せてきっちり綺麗に締められます。着磁して使うと組立時の効率がぐんと上がります。修理屋さん、数をこなす方、専用工具の方が安心の方、珍しい工具好きの方などに。日本製です。

アネックス(ANEX) スーパーフィット精密ドライバー プラス00×75 No.3511

No.00のプラスドライバーです。軸径1.8mmと細めになっています。細かい作業に重宝します。

iSesamo【iPhone/iPod/iPad対応修理工具】分解工房オリジナルロゴ版

最薄部0.3mmのステンレス製作業用ヘラです。分解工房ロゴ入りのオリジナルモデルです。隙間にねじ込んだり起こしたりケーブルを剥がしたり地味に便利な逸品。定番のヘラセット(約0.5mm)よりも薄いです。

iSclack【iPhone5~6S対応オープニングツール】分解工房オリジナルロゴ版

吸盤とてこの原理を利用してiPhoneやiPadなどのフロントパネルを簡単&安全に開ける工具です。イタリアのメーカーに依頼した当サイト特注のロゴ入りモデルです。割れたiPhoneなどを外しやすくするシール付属。値段は高いですが楽々作業をしたい、またiPadなど外しにくい機種で作業する方に。

【iScrews】【分解ネジマップ/ネジ保管プレート】for iPhone (iPhone 6s Plus)

iPhone6s Plusのネジが保管出来るネジマップです。iPhone本体のどの部分のネジかが図示されており、また収納用の穴はテープ状になっておりくっついて無くさない設計。ネジ外しが多めの分解にお薦め。手前味噌ですが弊社デジタルショップボーラでも出品中です。

PC/Mac/携帯等修理用ツール Spudger

Appleのサービスマニュアルでは「Blackstick」という名前にて使用されている工具。静電気を帯電しにくいナイロン製で適度な硬さ、更に両端の片方はヘラ状、もう片方は尖っていてノートや携帯の分解にとにかく便利。こちらはmade in USAのものです。類似品とは硬さが違うのがポイント。

ミネシマ ヘラセット

ホビー用のヘラ?とお思いでしょうがノートパソコンなどの分解が驚くほど捗る逸品です。一度使えば無くてはならないアイテムに。

スリーアキシス(three axis) バキュームリフターミニ2個組 最大耐荷重2kg 15901

iPhoneのパネルが開かない時に私も使っている超強力吸盤です。普通の吸盤で開かないときにどうぞ。強すぎてケーブルごと切る可能性すらあるので取扱注意。

エンジニア ESDピンセット PTZ-43

「静電気の帯電にデリケートな電子部品、プラスチックの取り扱いに最適。」との事でiPhoneの作業で大活躍。但し、力を入れすぎるとポキッと折れますのでご注意を。先端のスペアも売ってます。

アネックス(ANEX) マグキャッチ No.400

各種ドライバーに着磁(磁力を着けてネジをくっつける)、脱磁(磁力を外す)が出来る便利アイテム。細かいネジの取付に重宝します。

TRUSCO 静電気対策用手袋L(ノンコート)

静電気防止用の手袋。基板を直接触る時や乾燥した時期の作業に一つあると安心ですね。Mサイズもあります。

 こんな記事も読まれています


 ページトップへ戻る